1. |
monophonic tour
03:34
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「とどまるべきよ」と木はうたう
つぼみは視線をおとすだけ
てん てん てん
てん てん てん
つづけて落ちるてん線に
多くの世界を想像した
とどまるべきか… 舞うべきか…
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2. |
着地するノクターン
04:27
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“selfish”という話の結末をさがしている
甘いと辛いでみつかったものは
たくさんの和音に拾われて
めまぐるしく五線譜を走った
眠気と共にやってくる音たちは
こうしてちらばり
さがしものとしてまた名前がつくのだろう
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3. |
月立たぬ夜 【ニュートンの日記】
01:18
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ケプラーにワルツを誘われて
手をとった私は深い闇にのまれてく
21. march / 1727
私の言葉が落ちた日に
月までもが落ちてしまった
私のディレムマが理屈を壊したのかもしれない
昨日は終わりで
始まりなのかもしれない
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4. |
朔の落下 【ニュートンの日記】
01:51
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ケプラーにワルツを誘われて
手をとった私は深い闇にのまれてく
21. march / 1727
私の言葉が落ちた日に
月までもが落ちてしまった
私のディレムマが理屈を壊したのかもしれない
昨日は終わりで
始まりなのかもしれない
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5. |
ケプラーとワルツ 【ニュートンの日記】
02:16
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ケプラーにワルツを誘われて
手をとった私は深い闇にのまれてく
21. march / 1727
私の言葉が落ちた日に
月までもが落ちてしまった
私のディレムマが理屈を壊したのかもしれない
昨日は終わりで
始まりなのかもしれない
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6. |
ècrail au chocolat
01:52
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ポルカを踊る踊り子たちと
光を遮る 分厚い雨雲
暗闇に呑まれた客席に
ティムパニ響くその瞬間
閃光走り 空が割れた
天空からの落とし物
こぼれる光があふれだし
静寂を破る エクレール・オ・ショコラ
深く眠った心が目覚めた
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7. |
IANOS
02:50
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星の数だけ 鍵盤を並べ 黒の森へと想いを馳せる
コメットハンターは言う
落下する惑星 「IANOS」は存在すると
空に浮かぶ「IANOS」なのか… 地中に沈む「IANOS」なのか…
「IANOS」の雨は色彩をも奪い 芽吹く事も息吹く事も知らず
黒の森として 穏やかに落下を選ぶ
現実を断ち切りたいのか… あこがれを取り戻したいのか…
点描の地図に点Pをうち 「IANOS」までの距離を測る
そして落下の軌跡に弧を描き 楕円に広がる線となる
めぐりめぐる 箒星なのか…
星の数だけ 鍵盤を並べ 私は黒の森へと想いを綴る
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repair Japan
絵と音と言葉のユニット。「リペア」。「こわれたら、はじまり。」をテーマに、クラシカルで静かな音楽は開放感と閉塞感の両面を持ち、つめたくあたたかい。絵とトロンボーンが日下明、ピアノと言葉が谷口有佳。
trombone,illustration,art works by Akira Kusaka
piano,text,composed by Yuka Taniguchi
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